ANAミリオンマイラープログラム。ライフタイムマイルが加算される基準は?

こんにちは。LTまいら(@mileage_fun)です。

今回はANAミリオンマイラープログラムのライフタイムマイルの加算基準について考えてみたいとも思います。ANAの中には実はANAグループというものがあり、さらには提携航空会社もあります。それぞれ、ライフタイムマイルの加算基準が異なります。

ライフタイムマイルに関しても、ANAのみとANA+パートナー航空会社の2種類があります。これらを全てひっくるめてライフタイムマイルと言っているので、複雑で混乱することの多いプログラムです。

そこで、ライフタイムマイルを追い求めている筆者 (三度の飯よりライフタイムマイルが好きと言っても過言ではないです)が、これらについて解き解いてみようと思います。

目次

ANAライフタイムマイルの加算基準

ANAミリオンマイラープログラム

ミリオンマイラープログラムはANAのマイレージに加入してから現在までの総飛行距離をカウントするプログラムです。総飛行距離のことをライフタイムマイル、LTマイル (Life Timeマイル)といいます。

50LTマイル、100万LTマイル、200万LTマイル、300万LTマイル、400万LTマイルと達成ステージが4種類用意されています。大きな特典は以下のようになってます。

ミリオンマイラーの特典

100万LTマイル達成時:ANAマイルの有効期限の廃止、SFCへ申し込み可
200万LTマイル達成時:ANA SUITE LOUNGEの利用可

ANAライフタイムマイルの種類

2種類あります。

ライフタイムマイルの種類

ANAのみ:ANAグループ運航便のみのライフタイムマイル
ANA+パートナー航空会社:ANAグループ運航便と提携航空会社便の合算のライフタイムマイル

例えば、名古屋から羽田までANAに乗ったとすると、上記の両方に193LTマイルが加算されます。

ルフトハンザで名古屋からフランクルトまで行ったとするとANAのみには加算されず、ANA+パートナー航空会社に5928LTが加算されます。

☆LTマイルの計算はこちら

ANAライフタイムマイル加算の基本となる考え方:ANAのみ

次の章で細かく場合分けしますが、ここ (基本となる考え方)がこの記事の中で一番言いたいことなのでここだけは押さえておいて欲しいです。

ANAのみのライフタイムマイルはANAグループ運航便に乗り、ANAマイレージプログラムにマイルの加算手続きを行うと加算されます。特典航空券で乗っても有償で購入してもどちらでもいいです。

ANAグループ運航便とは

ANA、ANAウィングス、IBEXエアラインズ、AIR DO、ソラシド エア、スターフライヤーおよびオリエンタルエアブリッジの7社による運航便

ただし、ANAとANA以外のグループ6社では、便名に関して加算条件が異なります。

■ANA、ANAウイングス運航
国際線の便名は何でもいいです。NH便名でなくてもいいのです。ユナイテッド航空でANA運航便を購入するとUA便名になるかもしれません。それでも大丈夫です。ルフトハンザのLH便名でも大丈夫です。スターアライアンス各社で購入したとしても飛行機がANA運航で、ANAマイレージクラブに加算手続きすれば大丈夫です。

■IBEXエアラインズ、AIR DO、ソラシド エア、スターフライヤー、オリエンタルエアブリッジ運航
ANA便(国内線)、NH便(国際線の乗り継ぎ)である必要があります。例えばIBEXエアラインズの航空券をANAではなくIBEXで購入するとNH便ではなく、IBX便になってしまいますが、そうするとライフタイムマイルの加算対象外です。スターアライアンス各社で購入すると自動的にNH便になります。

IBEXエアラインズでの例

名古屋ー大分の路線で考えると

加算対象:ANA(NH)3165、ANA(NH)3166、ANA(NH)3169、ANA(NH)3170
加算対象外:IBX065、IBX066、IBX069、IBX070

ANAライフタイムマイル加算の基本となる考え方:ANA+パートナー航空会社

続いてパートナー航空会社のライフタイムマイルについてです。

こちらはANAにマイル加算対象の提携航空会社に乗った場合に加算されます。ANAにマイルが加算される場合というのが、基本となる考え方です。

ANAと提携を結んでいる提携航空会社の中にはスターアライアンスに属している場合と属していない場合があります。どちらでも大丈夫です。ベトナム航空は提携航空会社ですが、スターアライアンスには属していません。ですが、ベトナム航空に乗ったとしてもパートナー航空会社のLTマイルは貯まります。

ただし、ANAマイレージプログラムにマイル積算が可能な場合のみなので、特典航空券では加算されません。

有償で購入したとしても、マイル加算対象クラスでない場合も加算されないです。先ほどのベトナム航空の場合も、マイル積算対象クラスであることが条件です。気をつけましょう。

ライフタイムの加算の場合わけ

場合分けしてみました。参考にしてください。

①ANAマイル特典でANAグループ運航便
ANA LTマイル→加算
ANA+パートナー航空会社のLTマイル→加算

②ANAマイル特典で提携航空会社便
ANA LTマイル→非加算
ANA+パートナー航空会社のLTマイル→非加算

③有償でANAグループ運航便
ANA LTマイル→加算(国内線はANA便名,NH便名に限る)
ANA+パートナー航空会社のLTマイル→加算(国内線はANA便名,NH便名に限る)

④有償で提携航空会社便
ANA LTマイル→非加算
ANA+パートナー航空会社のLTマイル→加算(マイル積算対象クラスに限る)

⑤提携航空会社マイル特典でANAグループ運航便
ANA LTマイル→加算※
ANA+パートナー航空会社のLTマイル→加算※

2019年12月追記
※非加算になるという報告を受けていますので、要注意かもしれません。

⑥提携航空会社マイル特典で提携航空会社便
ANA LTマイル→非加算
ANA+パートナー航空会社のLTマイル→非加算

⑦ANA以外のANAグループ運航便マイル特典でANAグループ運航便
ANA LTマイル→非加算
ANA+パートナー航空会社のLTマイル→非加算

⑦に関しては、スターフライヤーのマイルでスターフライヤーに乗る場合などです。

感想

まとめてみましたが、なかなか難しいですね。基本となる考え方のみ理解しておけば、場合分けの方は対応できると思います。この記事が理解の支えになればうれしいです。

本文の全てのパターンをひっくるめてANAライフタイムマイルというところが、話をややこしくしていると思います。例えば、AさんがANAのみのライフタイムマイルの話をしているつもりでも、BさんがANA+パートナー航空会社のライフタイムマイルの話だと受け取ってしまうと、話はかみ合わないので困ってしまいます(^^;)。せめて名前が異なっていれば、このような混乱もないのでは?と思ってしまいます。

最後に余談ですが、JAL国際線のライフタイムマイルの加算基準は有償かつJAL便名であることです。フィンランド航空の運航便に乗ったとしても、便名がJAL便名であれば加算されます。反対にJAL運航便でも便名がフィンランド航空便名だと加算されません。運航便基準のANAとは違います。ANA、JALそれぞれに特徴があって面白いですね。

以上、LTまいら(@mileage_fun)でした。マイル(mileage)は貯めるのも使うのも楽しい(fun)ですよ。Let’s have fun!!

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この記事を書いた人

旅行記、グルメ記など体験記が中心のブログです。お得なマイル情報などもこれから発信していきたいと考えています。

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