ANAのSFC改定をどう受け止めたか。JALの制度変更と比較して思うこと

こんにちは。LTまいらです。

ANAのスーパーフライヤーズカード(SFC)の制度改定が発表されました。

今回の改定では、ANAカードやANA Payの年間決済額によって、SFC会員が受けられるサービスに違いが設けられます。

一方、JALでは2024年に「JAL Life Status プログラム(LSP)」が始まり、JGC会員にも新たな制度が導入されました。

筆者は長年ANAを利用してきましたが、JALのJGC会員でもあります。今回は、両社の制度変更を整理しながら、利用者の目線から感じたことを書いてみたいと思います。

目次

1. ANAのSFC改定で何が変わるのか

今回の改定では、ANAカードとANA Payの年間決済額に応じて、SFC会員が「SFC PLUS」と「SFC LITE」に区分されます。

項目 SFC PLUS SFC LITE
年間決済額 300万円以上 300万円未満
ANAラウンジ 利用可能 一定の条件下で利用可能
スターアライアンスのステイタス ゴールド シルバー
SFCマイル特典 年間5,000マイル 対象外
予約関連の優先サービス 継続 継続
優先チェックイン・手荷物の優先など 継続 継続

※制度の概要です。ラウンジ利用などには条件があります。詳細はANA公式案内をご確認ください。

当初発表された内容では、SFC LITEはANAラウンジを利用できない予定でしたが、その後、利用条件が見直されました。

2026年10月時点の新制度では、SFC LITEでも国内線は混雑時を除いて利用でき、国際線ではANAグループ運航便への搭乗時に羽田・成田・ホノルルのANAラウンジを利用できます。ただし、従来とまったく同じ条件ではありません。

新制度は2028年4月1日から開始される予定です。区分の判定には、2026年12月16日から2027年12月15日までのANAカード・ANA Payの利用実績が使われます。

今回の改定は、年間決済額が300万円に届かなくてもSFC会員資格そのものを失うわけではなく、決済額に応じて受けられるサービスに差がつく仕組みです。

2. 筆者自身はANAの改定でどの程度影響を受けるのか

筆者は長年ANAを利用してきましたが、2026年からダイヤモンド会員になっています。

今後も毎年ダイヤモンド会員を維持するつもりでいるため、今回のSFC改定による影響は、筆者自身については比較的小さいと考えています。

そのため、今回の改定も比較的落ち着いて受け止めています。

ただし、これは改定内容を全面的に肯定しているという意味ではありません。自分への影響が小さいからこそ、冷静に考えられる部分もあると思います。

もしSFCのサービスを主な目的としてANAを利用していて、今回の変更によって受けられるサービスが変わる立場だったら、同じように受け止められたかどうかは分かりません。

3. JALのLSP制度では何が変わったのか

JALでは2024年1月から「JAL Life Status プログラム」が始まりました。

従来のFLY ONプログラムでは、主に1年間の搭乗実績をもとにステイタスが決まります。一方、LSPでは搭乗実績に加え、JALカードやJAL Payなどの対象サービスの利用によってもポイントが積み上がります。

このポイントは「Life Status ポイント」と呼ばれ、マイルとは別のものです。長期的にポイントを積み上げることで、JGCの入会資格やStarグレードの特典などにつながります。

既存JGC会員の移行措置

新制度の導入に伴い、既存のJGC会員についても移行時の取り扱いが設けられました。

その中には、所定の条件に該当する会員について、1,500ポイントまで調整する措置がありました。すべての既存会員に一律で1,500ポイントが上乗せされたわけではありません。

また、JALは制度開始前の搭乗実績についても、対象となる過去の搭乗記録をLSPに換算して付与しています。

詳しくはJALの公式プログラム案内をご確認ください。

4. JALの制度変更で気になったこと

筆者はJGC会員ですが、JGCを2016年に取得してからJALには一度も搭乗していません。実際の搭乗実績はANAに偏っています。

JALのLSP制度が始まった際、既存のJGC会員の一部が1,500ポイントまで調整される仕組みを知り、少し複雑な気持ちになりました。筆者の場合、JGCを取得してからJALに搭乗していなかったこともあり、結果的には移行時のポイント調整によって1,500ポイントに到達する形になりました。

当時、筆者のANAの生涯マイルは約28万マイルでした。仮にこれがJALの搭乗実績だったとしたら、移行時のポイント調整はなく1500ポイント程になったのではないかと思われます。乗っても乗らなくても1500ポイント・・・もちろん、ANAの生涯マイルとJALのLSPは別の指標なので、単純に比較することはできません。

ある意味では幸運だったのかもしれません。ただ、もし筆者がJALを利用し続け、搭乗実績を積み重ねていたとしたら、どう感じていたでしょうか。これまでJALに乗り続けてきたことを後悔するような気持ちになったかもしれません。

もちろん、実際にJALを利用していたわけではないので、あくまで想像です。また、JGC会員それぞれに取得までの経緯や利用歴があり、単純に比較できるものでもありません。

JALに乗っていなかった自分は結果的に調整措置の恩恵を受ける一方、もし利用を続けていたら別の感情を抱いていたかもしれない。この相反する気持ちが、筆者にとって今回の制度変更を考えるうえで印象に残った点です。

5. ANAとJALの制度変更を比較して思うこと

ANAは年間決済額によってSFCのサービスに差が設けられる一方、JALはLSPによって生涯ポイントを積み上げていく仕組みです。

今回のANAの改定では、これまでの搭乗実績がリセットされるような変更ではなかったことに、ひとまずホッとしています。積み重ねてきた搭乗実績が制度変更によってリセットされるようなことがない点には安心しました。筆者にとってはそこが最重要です。

JALの方は搭乗実績をリセットする形ではありましたが、3スターがゴールではなく4スター以上を自然と目指したくなるような上手い設計をされていると感じます。リセットしたことに対して不信感を感じつつも、筆者もせっせとLSPを貯めております。

新制度移行時の項目 SFC JGC
既存会員の保護 ×
(一律300万決済)
○
(1500LSPに調整)
多頻度搭乗客の保護 ○
(ミリオンマイラー制度にメスを入れていない)
×
(移行時に一律1500LSP付与としなかった)

同じ制度変更でも、それぞれの利用状況によって受け止め方は変わるものです。今回のANAの改定をきっかけに、制度そのものだけでなく、これまでの利用実績がどのように扱われるかも、利用者にとって大切なことなのだと改めて感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。マイル(mileage)は貯めるのも使うのも楽しい(fun)ですよ。Let’s have fun!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

旅行記、グルメ記など体験記が中心のブログです。お得なマイル情報などもこれから発信していきたいと考えています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。

目次