こんにちは。LTまいら(@mileage_fun)です。
X70という非常に小さなカメラでオーロラ撮影を行ってきました。X70で撮影を楽しんできましたので、レポートしたいと思います。
富士フイルムX70でオーロラ撮影
X70は軽くて旅行に最適
オーロラ撮影に最低限必要なのはカメラと三脚のみ。以外と用意するものはシンプルです。
カバンやポケットからサッと出して気軽に撮れるX70(総重量340g)は旅行に最適です。
X70でオーロラが撮れるのか?
X70はAPS-Cセンサーという非常に大きなセンサーと搭載しており、レンズもF2.8という明るめのレンズを使用しております。
高感度耐性も優れており、オーロラを撮影するにおいて、何らミラーレスに引けを取りません。
■富士フイルム X70(画角28mm固定、APS-Cセンサー)
オーロラ撮影に最適なその他のコンデジ
画角28mm以下、マイクロフォーサーズセンサー以上の大型センサーを搭載している機種で選びました。
いわゆる高級コンデジと呼ばれていて、価格は8万ぐらいはしますが、画質は指折りです。
■リコー GRⅢ(画角28mm固定、APS-Cセンサー)
■キャノン G1X MarkⅢ(画角24〜72mm、APS-Cセンサー)
■LX100M2(画角24〜75mm、マイクロフォーサーズセンサー)
フィンランドのラップランドでオーロラ撮影
準備するもの
■アプリ:
事前にオーロラアプリをスマホにダウンロードしておくと便利です。オーロラの光の強さを確認でき、オーロラ観測が出来るかどうかの目安が分かります。
■三脚:
シャッタースピードを10秒以上にしますので、三脚は必須です。
耐荷重1.5kgなのに、たった750gしかないこちらの三脚が旅行におすすめ。
■レリーズ:
シャッターボタンを押す瞬間に手ブレしますので、レリーズがあると便利です。なくても2秒タイマーで代用出来ます。
〜準備が整い現地入りしたら〜
現地入りしたら、アプリでオーロラの強さをチェック。天気予報を見て、晴れていれば完璧です。3日に1回ぐらいの確率でオーロラは観測出来ると言われています。
カメラの設定
- シャッター速度(10秒〜15秒)
- ISO800〜1600ぐらい
- F値は解放で。出来れば2.8以下
- フォーカスポイントはマニュアルフォーカスで無限遠に設定
普段オートで撮影されている方は設定に戸惑うと思いますが、頑張りましょう。オートではきれいには取れないので、マニュアルで撮影する必要があります。
シャッター速度10秒はダイヤルをタイム撮影に合わせ設定します。設定後、カメラには10″と表示されます。
X70で写す光のカーテン
オーロラ撮影に選んだ場所はフィンランドのロブァニエミです。オーロラが出る前に撮影の準備を始めます。
三脚をセットし、オートで撮影してみました。
<画角28mm/絞り値 f5/露出時間 5.3秒/ISO800>
空にうっすらとオーロラが見えてきました。マニュアルモードで撮影します。広角28mmですが、もう少し広いほうがいいかも知れません。
<画角28mm/絞り値 f2.8/露出時間 15秒/ISO1000>
強い光のオーロラもカメラでとらえました。はっきりとオーロラであることが分かります。
<画角28mm/絞り値 f2.8/露出時間 15秒/ISO1000>
1回だけ起きたオーロラ爆発の瞬間です。肉眼で見てもこのような強い光でした。ほんの数10秒の出来事で、慌てて上空にカメラをセットです。
<画角28mm/絞り値 f2.8/露出時間 15秒/ISO1000>
明るいレンズと大きなセンサーのおかげで、きれいなオーロラをとらえています。肉眼で見たオーロラのようにとてもきれいです。
<画角28mm/絞り値 f2.8/露出時間 15秒/ISO1000/焦点距離27mm>
最後は消えていくオーロラを撮影して、観測を終了しました。
<画角28mm/絞り値 f2.8/露出時間 15秒/ISO1000>
さいごに
X70で見事にオーロラをとらえました。X70は普段の旅行に、ここぞという撮影におすすめのカメラです(オートフォーカスの弱さや手ブレ補正がないなど、使う人を選びます)。
事前に自宅のベランダから星空撮影の練習をしておけば、オーロラ撮影はそんなには難しくないです。
お気に入りのカメラをもって、オーロラ撮影を楽しもう!
以上、LTまいら(@mileage_fun)でした。マイル(mileage)は貯めるのも使うのも楽しい(fun)ですよ。Let’s have fun!!
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