柴又
葛飾区の柴又は東京の下町で、映画『男はつらいよ』の舞台になった町です。
寅さんの銅像
柴又駅を出るとすぐに寅さんの銅像が迎えてくれます。皆さん、寅さん像の前で記念撮影をしていました。
そして、皆が足に触るのか、ここだけ色が違っていました。
さくら像
妹のさくらさんの像です。今年2017年の3月に新たに設置されました。寅さんが振り返った先におかれていて、まるで見送っているようでした。
凄く古そうな看板があったので珍しくて記念に撮影しました。
参道
さくら像の後ろの道を左に曲がるとすぐそこは参道になっています。200mほどこの参道は続きます。
参道の両サイドにはお店がズラリと並んでいます。
大和家
ここで天丼を食べました。1885年創業の老舗の天ぷら屋さんです。軒先で天ぷらを揚げていていい香りが漂っていました。
大和家での食事はこちらの記事『大和家で天丼を食べて、寅さんの雰囲気を感じました。』も参照お願いします。
い志い
1862年創業で、こちらも老舗のお店です。
記念にどら焼きを頂きました。かわいいトラが描かれています。
柴又帝釈天 題経寺(しばまたたいしゃくてん だいきょうじ)
ここが参道の終着点であり、柴又帝釈天の入口でもあります。寅さんゆかりのお寺として観光スポットになっています。
帝釈天とは何ぞや?と思い調べました。古代インド神話の神であるインドラを仏教において、帝釈天と訳して取り入れたみたいです。
門をくぐって右側の様子です。
左側です。
正面です。
寅さん記念館
先ほどの帝釈天から徒歩5分程歩いたところに記念館もありました。外観だけ写真に収めました。
柴又公園
記念館の上が公園になっていました。
山本亭
記念館の向かいには山本亭という場所があったのでよってみました。
お庭が見事でした。もうちょっと伝わるように写真を取りたいので腕を磨きたいと思います。
日本庭園3位(2016年12月発表時)らしいです。
第1位 足立美術館(島根県)
第2位 桂離宮(京都府)
第3位 山本亭(東京都)
第4位 御所西 京都平安ホテル(京都府)
第5位 養浩館庭園(福井県)
この順位、アメリカの日本庭園専門誌ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング(The Journal of Japanese Gardening略称JOJG)から選ばれています。900箇所以上から選ばれていて現在はトップ50を公表しています。
日本三大庭園である兼六園、後楽園、偕楽園はというと兼六園がかろうじて37位に選ばれています。規模や歴史的重要性ではなく、庭園の質で選んでいるという点が面白いです。
なんと1位の足立美術館は14年連続一位みたいで、足立美術館にも行ってみたくなりました。
感想
子供のころ長距離バスに乗ったとき、映画『男はつらいよ』や『釣りバカ日誌』が流れていて、よく見ていたのを覚えています。
映画を通して見ていた風景をこうして生で見ることが出来て嬉しく思います。
柴又は都心からのアクセスもよく、駅を降りるとすぐ観光地です。下町の情緒もあります。なので、『男はつらいよ』ファンもそうでない方にもおすすめしたいスポットです。
柴又の位置
詳細地図
すごくコンパクトにまとまっています。日帰り観光にぴったりだと思います。
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