こんにちは。LTまいら(@mileage_fun)です。ANAマイルを使って国内の特典航空券を発券するために必要なマイル数を今回はまとめてみました。この記事を読んで、ANA国内線特典航空券に必要なマイル数が分かるようになっていただけたら、幸いです。
ANA国内線特典航空券は何マイル必要?
ANAマイルの特典航空券はシーズンと路線により、必要マイル数が決定します。まずはシーズンについてご紹介します。
ANAマイルのシーズンチャート
特典航空券のシーズンは3つに分かれています。ローシーズンを青色、レギュラーシーズンを黒色、ハイシーズンを赤色に色分けしてみました。
L:ローシーズン
R:レギュラーシーズン
H:ハイシーズン
10/1〜11/30 R
12/1〜12/20 L
12/21〜12/31 H (年末年始)
1/1〜1/5 H (年末年始)
1/6〜2/29 L
3/1〜3/12 R
3/13〜3/31 H (卒業シーズン)
4/1〜4/23 L
4/24〜5/10 H (ゴールデンウィーク)
5/11〜8/6 R
8/7〜8/23 H (盆休み)
8/24〜11/30 R
12/1〜12/24 L
12/25〜12/31 H (年末年始)
1/1〜1/4 H (年末年始)
1/5〜2/28 L
3/1〜3/11 R
3/12〜3/31 H (卒業シーズン)
ゴールデンウィークや盆休み、年末年始などの大型連休はハイシーズンになっています。その他、3月下旬の卒業シーズンもハイシーズンになるので注意が必要です。
続いて、ローシーズン、レギュラーシーズン、ハイシーズンの必要なマイル数をもとに、路線をまとめてみました。
直行便の必要マイル数
路線①:片道に必要なマイル数
L5000、R6000、H7500
シーズンが忙しくなるごとにL→R→Hと必要マイル数が2割ずつぐらい増えています。こちらはANAマイルで最も少ないマイル数で発券出来る路線となります。
●東京
⇔秋田、庄内、仙台、新潟、八丈島、富山、小松、能登、名古屋、大阪
●大阪
⇔萩・石見、松山、高知、福岡、大分、熊本、宮崎
●名古屋
⇔新潟、松山
●札幌
⇔利尻、稚内、女満別、根室中標津、オホーツク紋別、釧路、函館、青森、秋田
●仙台
⇔小松
●福岡
⇔対馬、五島福江、宮崎
●長崎
⇔壱岐、五島福江、対馬
●沖縄
⇔宮古、石垣
路線②:片道に必要なマイル数
L6000、R7500、H9000
こちらもシーズンが忙しくなるごとに必要マイル数が2割ずつ増える路線です。
●東京
⇔札幌、稚内、女満別、旭川、根室中標津、オホーツク紋別、釧路、帯広、函館、大館能代、岡山、広島、岩国、山口宇部、鳥取、米子、萩・石見、高松、徳島、松山、高知、北九州、福岡、佐賀、大分、熊本、長崎、宮崎、鹿児島
●大阪
⇔札幌、女満別、旭川、釧路、函館、青森、秋田、福島、仙台、新潟、長崎、鹿児島、沖縄
●名古屋
⇔札幌、女満別、旭川、函館、秋田、仙台、福岡、大分、熊本、長崎、宮崎、鹿児島
●札幌
⇔福島、仙台、静岡、新潟、富山、小松、岡山、広島、松山
●仙台
⇔広島、福岡
●福岡
⇔新潟、小松、沖縄、宮古、石垣
●沖縄
⇔静岡、広島、岩国、松山、高松、北九州、熊本、長崎、宮崎、鹿児島
路線③:片道に必要なマイル数
L7000、R9000、H15000
こちらは繁忙期に必要なマイル数が大幅にアップしてしまう路線です。
●東京、静岡⇔沖縄
●大阪⇔石垣、宮古
●名古屋⇔沖縄、宮古
●札幌⇔福岡
路線④:片道に必要なマイル数
L8500、R10000、H15000
路線③同様です。
●東京⇔石垣、宮古
●名古屋⇔石垣
●札幌⇔沖縄
●沖縄⇔仙台、新潟
乗り継ぎ便(沖縄離島以外)の必要マイル数
沖縄離島以外で
乗り換えが発生する場合の必要マイル数は、区間ごとに必要なマイル数の合計
上記の例ですと、名古屋⇔札幌⇔稚内というルートもあり、名古屋⇔札幌のローシーズンが6000マイル、札幌⇔稚内のローシーズンが5000マイルなので、こちらも片道11000マイルとなります。
乗り継ぎ便(沖縄離島)の必要マイル数
続いて沖縄離島について乗り継ぎに必要なマイル数を説明いたします。
路線⑤:往復の必要マイル数
L12000、R15000、H18000
沖縄の那覇を経由してますが、宮古島や石垣島に直行便で行ったときと同じようなマイル数が必要になるように考慮されています。
ハイシーズンに至っては直行便で宮古島や石垣島に行くより少ないマイル数で行けてしまいます。お得ですね。
注意点としては必ず往復(全部で4区間)で予約する必要がある点です。ANAホームページで検索してもらうと分かるのですが、石垣宮古の乗り継ぎ割引で予約する場合は、往復予約しか出来ません。
石垣島と宮古島は往復(4区間)で予約することで安く乗り継げる路線です。
●岩国、松山、北九州⇔沖縄⇔宮古
●福岡、熊本、長崎、宮崎、鹿児島⇔沖縄⇔宮古、石垣
路線⑥:往復の必要マイル数
L14000、R18000、H21000
上記同様です。
●大阪、高松⇔沖縄⇔宮古、石垣
●岩国、松山、北九州⇔沖縄⇔石垣
路線⑦:往復の必要マイル数
L17000、R20000、H23000
上記同様です。
●札幌、仙台、新潟、東京、静岡、名古屋⇔ 沖縄⇔宮古、石垣
シーズンをまたぐ沖縄離島の必要マイル数の計算
例えば名古屋発着で宮古島に行く場合を計算してみます。
路線⑦ (L17000、R20000、H23000)
往路:名古屋ー沖縄ー宮古
復路:宮古ー沖縄ー名古屋
4つの区間のシーズンが異なるときはそれぞれの区間を4で割り、合計します。
例えば次のようにシーズンがずれて発券すると、
1区間目:名古屋ー那覇 (Rシーズン)
2区間目:那覇ー宮古 (Lシーズン)
3区間目:宮古ー那覇 (Lシーズン)
4区間目:那覇ー宮古 (Hシーズン)
計算式は20000/4+17000/4+17000/4+23000/4となります。結果、5000+4250+4250+5750=19250マイルです。
実際に検索してみよう!
ANAマイレージクラブにアクセスして検索してみましょう。実際に検索してみて、慣れることが大切です。会員登録が済んでいない方は下のリンクから登録出来ます。
会員登録だけならクレジットカードを作ったりする必要がないので、安心してください。
会員登録しないと特典航空券の検索が出来ないので注意です。
ようやくANAマイルが貯まり、さぁ検索!となっても空席がないことがあり、がっかりするかも知れないです。検索慣れしておき、いざ勝負のとき、発券するときに慌てないようにしたいですね。
まとめ
ANAマイルを使って発券出来る全路線の必要マイル数をまとめてみましたが、いかがでしたか?
シーズンによって必要マイル数が異なること。沖縄離島以外の乗り継ぎは、単純に乗り継ぎ前後のマイルを足せば全部で必要なマイル数が分かること。などポイントをおさえれば、ANA国内線の必要マイルの計算は簡単ですよね。
以上、LTまいら(@mileage_fun)でした。マイル(mileage)は貯めるのも使うのも楽しい(fun)ですよ。Let’s have fun!!
コメント