こんにちは。LTまいら(@mileage_fun)です。
国東半島に旅行に行ってきました。ここには『神と仏』が融合した独特の宗教文化があります。仁王像や断崖絶壁にある磨崖仏は一見の価値ありです。レポートを兼ねて紹介したいと思います。
国東半島(くにさきはんとう)
国東半島を理解する上で重要なキーワードは六郷満山文化です。
■六郷
来縄(くなわ)・田染(たしぶ)・阿岐(あき)・武蔵(むさし)・国東(くにさき)・伊美(いみ)という6つの地名のことです。
■満山
本山(学問)、中山(修行)、末山(布教)という3つの寺院群の総称のことです。
六郷満山文化は、古来山岳宗教に天台宗や八幡信仰(宇佐神宮)が結びついて、出来上がったものです。仁聞菩薩(にんもんぼさつ)によって、創立されたとの伝説もあります。
そのため、沢山のお寺や石像があります。神社仏閣を3つ、平安時代から受け継がれている荘園を1つご紹介したいと思います。
これから紹介する神社仏閣めぐりにはレンタカーを借りてめぐるか、観光タクシーが必須です。
両子寺(ふたごじ)
両子寺は国東半島の真ん中にあるお寺です。仁王像に続く道が神秘的でフォトジェニックなところです。
仁王像は駐車上から少しだけ南に歩いたところにあります。
途中に池があり、鯉が泳いでいたり、癒やされます。
石灯籠。
見事な仁王像(別名、金剛力士像)。足をさすると足腰が丈夫になると言われているので、是非おこなってみましょう。
来た道を戻ります。
境内は「全国森林浴の森百選」にも選ばれています。
【住所】〒873-0356 大分県国東市安岐町両子1548
(Google Mapsで地図を開く)
【電話】0978-65-0253
両子寺ホームページ
旧千燈寺跡(きゅうせんとうじあと)
仁聞菩薩が最初に建てたと言われているのが、千燈寺です。千燈寺は県道に移転してますが、本堂があった跡地に珍しいレリーフ型の仁王像があります。
下の写真は跡地の駐車上です。
先ほどの駐車上をまっすぐ進むとこういう道に出ます。北に進みます。
そのままぐんぐん北に進みます。とても神秘的です。
本堂跡地の仁王像に到着しました。
石版レリーフの仁王像です。
【住所】〒872-1404 大分県国東市国見町千燈1346
(Google Mapsで地図を開く)
国東市の観光案内サイト(旧千燈寺跡)
田染荘(たしぶのしょう)
田染荘は宇佐神宮の荘園で、1200年の歴史を持ちます。平安時代、鎌倉時代のまま残ってます。
展望台の様子。
田染荘展望台からの景色です。
こちらは道路沿いからの景色です。
10月はコスモスの花が咲いていました。
「伝統文化 田染盆おどり」の案内をかかしが行ってます。
筆者が行ったところとは別の展望台がもう一つあり、そちらの景色の方が有名です。朝日夕日観音登山口というところから登ります。
【住所】〒879-0854 大分県豊後高田市田染小崎
■筆者が訪れた展望台(Google Mapsで地図を開く)
■朝日夕日観音登山口から行く展望台(Google Mapsで地図を開く)
【電話】0978-26-2168
豊後高田市公式観光サイト(田染荘)
熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ)
熊野磨崖仏は平安時代に作られたと言われていて、国内最古の磨崖仏です。
下の写真の建物は拝観の受付です。拝観料1人300円。杖をかしてもらうことも出来ます。
拝観料をお支払いすると、こちらの入口から登ることが出来ます。
緑豊かで神秘的な景色が広がります。
途中、途中に磨崖仏までの案内(距離)が出るので、安心して上りましょう。
途中に熊野神社の鳥居があります。ここからは自然の石を用いた階段です。鬼が築いた石段だと伝えられています。
この石段は100段あります。気をつけて登ります。
磨崖仏が見えました。磨崖仏とは、自然の岩壁などを彫って作る仏像のことです。
不動明王(左:約8m)と大日如来(右:約6.7m)
熊野神社の拝殿。石段を登り切ると神社があります。
来た道を戻りますが、帰りは下りです。下りは登りより危険かつ足腰に負担をかけるので、気をつけておりましょう。
【住所】〒879-0853 大分県豊後高田市田染平野2546-3
(Google Mapsで地図を開く)
【電話】0978-26-2070
豊後高田市公式観光サイト(熊野磨崖仏)
感想
国東半島の仁王像と言えば、両子寺は外せないと思います。道中も神々しい雰囲気で、宇佐神宮とはまた違った魅力にあふれています。
また、国東半島の神社仏閣めぐりは大分を再発見すること間違いなしだと思います。
大分空港はまさに国東半島にあります。レンタカーを借りると同時に、国東旅行は始まります。素敵な旅行の手助けになれば、幸いです。
以上、LTまいら(@mileage_fun)でした。マイル(mileage)は貯めるのも使うのも楽しい(fun)ですよ。Let’s have fun!!
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