ナイアガラの滝 国境
お盆休みを利用してカナダに旅行に行ってきました。そして今回、ナイアガラの滝を訪れてみて初めて知ったことがあります。それは、ナイアガラの滝はアメリカとカナダのちょうど堺目にあると言うことです。
そのため、ナイアガラの滝をカナダ側、アメリカ側、両サイドから見れます。面白そうなのでアメリカ側にも行ってみることにしました。
ナイアガラの滝周辺の詳細地図です。下の地図をよく見るとナイアガラ川の中央あたりに国境が引かれているのが分かります。
そして、この国境をカナダからアメリカにレインボーブリッジという橋を渡って移動することができるのです。
今回はカナダからアメリカに日帰りで往復移動します。出国検査はなく、往路アメリカと復路カナダの入国検査のみがあります。
カナダからアメリカへ
レインボーブリッジのカナダ側の入り口に到着です。車ではなく徒歩の場合は、このドアから入ります。アメリカへと書いてあります。少しドキドキしました。
ドアをあけると、すぐに両替機が並んでいます。カナダドルは1ドル硬貨、2ドル硬貨、5ドル紙幣、10ドル紙幣を25セント硬貨に両替できます。アメリカドルは1ドル紙幣、5ドル紙幣を25セント硬貨に交換できます。
25セント硬貨2枚が必要です。アメリカドルでもカナダドルでも同じ25セントなので、カナダドルで支払った方がちょっぴりお得です。
ここを通過すると、パスポートなしでは戻ることは出来ないので、絶対にパスポートを持ってする必要があります。
先ほどのゲートを越えると、すぐ橋の上に出ます。橋の上からの眺めです。
橋はこんな感じになっています。
どんどん進みます。
ナイアガラの滝も見えます。
カナダとアメリカの中間地点まで来ました。アメリカに入ります!
ここで入国検査を受けます。
振りかえって見たカナダ側のようすです。名残惜しく感じました。
アメリカ入国検査
入国カードに必要事項を記入して、パスポートを持って審査待ちの列に並びました。審査官は4人ほどいたため、割とすぐに自分たちの番がやってきました。
ところが、審査中にパソコンがフリーズしたり指紋が読みとれなかったりで審査終了まで20分ほどはかかってしまいました。
その後、入国時にアメリカドルが1人6ドル必要でクレジットカードで支払いました。パスポートにI-94aのカードをホチキスで留められ、無事に審査通過です。審査通過時14時ぐらいでした。
アメリカからカナダへ
アメリカ側のナイアガラの滝の観光を終え、レインボーブリッジに戻ってきました。
カナダへの入口です。帰りも入口では審査はありません。アメリカからカナダに移動する場合に関しては通行料の50セントも必要ありません。
帰りも橋の上からナイアガラの滝を見ました。見納めです。
車用の入国審査の列です。
カナダ入国審査
16時ぐらいに列に並び、チェックが終わったのが17時ぐらいです。およそ1時間、とても長く感じました。
これは、往路アメリカでは検査官が4人程いたのに対し、カナダ側では検査官が1人しかいなかったためチェックに時間がかかっていたのです。
カナダ側が時間がかかったので余裕を持って移動した方がいいと思います。自分は帰りのバスの時間が決まっていたのでヒヤヒヤしました。無事カナダ側に戻れて良かったです。
感想
陸路で入国検査を受けるという普段あまりない経験が出来てよかったです。
ナイアガラの滝はアメリカとカナダの国境沿いにあるので一度で二度おいしく観賞できるので、興味をもたれた方は両方から見てみると面白いと思います。
ただし、入国審査が絡んでくるので時間に余裕がある場合のみ挑戦した方がいいです。自分の場合も余裕を持ってのぞみましたが、最後ちょっと焦ってしまいました。
▼トロント空港からナイアガラの滝までの移動
▼カナダ側のナイアガラの滝
▼アメリカ側のナイアガラの滝
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