こんにちは。LTまいら(@mileage_fun)です。今回はかつてANAが実施していた無料プレミアムエコノミーにアップグレードについてまとめてみたいと思います。
SFC会員とプレミアムエコノミー
無料プレミアムエコノミー
かつてANAが実施していた無料プレミアムエコノミーへのアップグレード特典についての詳細です。
①ANAプラチナ会員、ダイヤモンド会員、SFC会員であること
②ANA運航便であること
③エコノミー席を発券後、搭乗の24時間前から搭乗までにプレミアムエコノミーの空席があること
ANA国際線の出発24時間前、プレミアムエコノミー席は解放されていました。オンラインで席をプレミアムエコノミーに変更するのですが、先着順でしたのでドキドキしながらスマホを片手に待機したものです。
アップグレードは争奪戦。人気のため、24時間前の一斉解放と同時に一瞬で無くなってしまっていました。
参考までにプレミアムエコノミー争奪戦の過去記事です。
SFC家族会員
先ほども述べたように、プレミアムエコノミーへの無料アップグレードが出来るのはSFC会員、プラチナ会員、ダイヤモンド会員でした。
我が家は筆者と妻の2人家族です。プレミアムエコノミーへアップグレードするためには、妻もSFC会員でなければなりません。
ラウンジの利用などは1人がSFCに入会していれば、もう1人連れて入ることが出来るので、妻は入会する必要がありません(筆者はSFC入会済みです)。アップグレードに関しては、この点は注意が必要でした。
ANA便アップグレードはアップグレード希望者全員がSFC会員以上である必要があります。
そのため、妻には事前にSFC家族カードを発行しています。
家族3人の家庭であれば、3人分のSFCカードが必要でした。
無料プレミアムエコノミーのお得度
エコノミーとプレミアムエコノミーの差をまとめてみました。
・シートの幅やシートピッチがやや広い
・ヘットフォンがやや豪華(ノイズキャンセリング付き)
・スリッパなどのアメニティ付き
・モニターが少し大きい(2インチほど)
・ビジネスクラスの飲料、デザート付き
・CAさんが親切なことが多い
欧州や北米路線:4万円〜8万円(平均6万円)
東南アジア路線:3万〜5万円(平均4万円)
無料プレミアムエコノミーの終了へ
それは突然訪れました。まさに青天の霹靂です。
「2019年9月末を持ってして、プレミアムエコノミー無料アップグレード通常特典を終了する」とANAより発表がありました。
かわりに2019年10月から2020年3月末まで、有償航空券に限りのプレミアムエコノミーへのアップグレードキャンペーンを開始しました。
②特典航空券が対象外になった
③24時間前一斉申込みによる争奪戦から事前申込み制になった
という点が2019年9月までと10月からのキャンペーンの違いだね。
SFC会員が増えてきたことによる対応だと思いますが、非常に残念なことだと思いました。筆者はこの無料プレミアムエコノミーが1番の目当てでSFC修行を行い、SFCに入会したからです。
そして、2020年3月末をもってしてキャンペーンも終わり、無料プレミアムエコノミーへのアップグレードは終わってしまいました。
3年間のアップグレードを振り返ってみて
筆者は3年間に渡りプレミアムエコノミー無料アップグレードを享受してきました。無料でアップグレードというのがお得感満載で頻繁に利用しました。
そのため、「特典航空券はあえてエコノミーで発券&プレミアムエコノミーへ無料で変更」というのが我が家の定石でした。
3年間に渡りたくさん申込みました。過去の申込み座席数と成功席数をまとめてみました。
往路:羽田ーシカゴ
《夫婦ともにアップグレード成功○》
復路:シカゴー羽田
《夫婦ともにアップグレード成功○》
往路:羽田ーバンクーバー
《夫婦ともにアップグレード成功○》
復路:シカゴー成田
《ファーストクラスを利用したため、申し込まず》
往路:成田ーブリュッセル
《ビジネスクラスを利用したため、申し込まず》
復路:ミュンヘンー羽田
《夫婦ともにアップグレード成功○》
往路:成田ーデュッセルドルフ
《筆者1人旅でアップグレード成功○》
復路:デュッセルドルフー成田
《筆者1人旅でアップグレード成功○》
往路:成田ーデュッセルドルフ
《筆者1人旅でアップグレード成功○》
復路:ミュンヘンー羽田
《筆者1人旅でアップグレード成功○》
往路:成田ーデュッセルドルフ
《筆者1人旅でアップグレード成功○》
復路:デュッセルドルフー成田
《筆者1人旅でアップグレード失敗×》
2018年3月に初めてアップグレード失敗という経験をしました。現在、筆者はSFC会員ですが、このときはANAダイヤモンド会員でした。それでもアップグレード失敗です。
往路:成田ーシカゴ
《夫婦ともにアップグレード失敗×》
復路:ニューストンー成田
《ファーストクラスを利用したため、申し込まず》
往路:羽田ーパリ
《ビジネスクラスを利用したため、申し込まず》
復路:ブリュッセルー成田
《夫婦で申し込んで1席のみアップグレード成功△》
往路:成田ーシンガポール
《夫婦ともにアップグレード失敗×》
復路:シドニー羽田
《夫婦ともにアップグレード失敗×》
往路:成田ーシンガポール
《夫婦ともにアップグレード成功○》
復路:シンガポールー成田
《夫婦ともにアップグレード成功○》
往路:羽田ーミュンヘン
《夫婦ともにアップグレード成功○》
復路:ウィーンー羽田
《夫婦ともにアップグレード成功○》
■3年間のアップグレード申し込み
座席数30
成功席数22
成功率73%
エコノミーとプレミアムエコノミーの価格差をもとにどれだけ得したかを計算してみました。
■3年間で得した金額
北米路線 6席×6万円=36万円
欧州路線 12席×6万円=72万円
アジア路線 4席×4万円=16万円
合計124万円
今後の戦略
これまではコスパを重視して、エコノミー発券からの無料アップグレードをしていましたが、これからはビジネスクラスを中心に発券しようかなと思います。
また、無料プレミアムエコノミー廃止に伴い、妻の分のSFC家族カードを維持する必要性を感じなくなってしまいました。次の更新のタイミングで解約かなと思います。
①特典航空券のエコノミー発券を控える (メインはビジネスクラス、たまにファーストクラス)
②SFC家族カードを解約して年会費の節約
感想
3年間の無料プレミアムエコノミーを振り返ってみると、かなり申し込んでいたのが分かります。30席申し込んで、アップグレード成功率73%というのはなかなかいい数字だと思います。
また、今回の変更はSFC家族カードを維持するかどうかを考えるいい機会になりました。年会費がもったいないので妻の分のSFCは解約させていただこうかと思います。
ANAさんにはとても貴重な体験をさせていただきました。有償だとエコノミークラス、特典航空券だとビジネスクラス発券に筆者はなってしまいます。そうすると、プレミアムエコノミーはなかなか体験する機会がないと思うからです。SFC特典で、たくさん体験させていただきました。
そんなプレミアムエコノミーとはしばしお別れです。これからは国際線に関してはビジネスクラスを中心にANAに乗っていこうと思います。
以上、LTまいら(@mileage_fun)でした。マイル(mileage)は貯めるのも使うのも楽しい(fun)ですよ。Let’s have fun!!
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