こんにちは。LTまいらです。
中部国際空港からANAを利用してオホーツク紋別空港に行って来ました。
紋別空港は直行便がなく、利用するハードルが中々高いと感じました。お得に利用する方法や私の体験談も兼ねて、まとめてみたいと思います。
マイルでオホーツク紋別空港
オホーツク紋別空港のハードルの高さ
オホーツク紋別は1日1往復ANAのみが就航
ANA375便:羽田10:30~紋別12:15*
ANA376便:紋別12:55~羽田14:50*
JALやLCCも就航していません。ANAで羽田からのみです。運賃も高いです。ANAのスーパーバリューで予約しても片道2万円ぐらいしますので、中々気安く利用は出来ない空港です。
*時期に寄って時刻表は異なるので、ANAホームページで正確な時間は確認してください。
UAマイルによるANA国内線の特徴
安くお得に利用するにはマイルが必須です。そこで、ユナイテッド航空のマイルについて説明します。「え?ANAマイルじゃないの?」と思われるかも知れません。ところがユナイテッド航空(UA)のマイルは素晴らしい特徴を持っているのです。
それは出発地と到着地のみの距離で必要なマイル数が決定するということです。言い換えると「経由地は必要マイル数に影響しない」です。
名古屋~羽田と移動しても、名古屋~那覇~羽田と移動しても必要なマイル数は片道5000**で同じなのです。経由地がどこであろうと関係ないのです。これはUAマイルの最大の特徴です。
**出発地と到着地の距離が800マイルまで。距離が800マイルを超えると必要マイル数は片道8000です。(2020年7月より必要マイル数が10%アップ。片道5500マイル or 8800マイルとなってます。)
ANA直行便がないときこそUAマイル
先ほども述べたように、オホーツク紋別空港は羽田空港からしか就航していません。そのため、この空港に行くためには羽田を経由することがマストなのです。
我が家の例で言うと、最寄りがセントレア空港なのですが、名古屋〜羽田と羽田〜紋別の2つ航空券が必要になります。そのため、ただでさえ羽田〜紋別の航空券が高いのに名古屋〜羽田の航空券を別に用意すると、コストがかかりすぎてしまいます。
ここで、先ほどのUAマイルの特徴を思い出してみてください。経由地の必要マイルは考慮しなくていいのです。すると、以下のように発券することが出来ることに気づきます。実際に我が家が発券した例です。
往路:名古屋~羽田~オホーツク紋別空港
これで必要なマイルは片道たったの5000マイルなのです。復路はさらに複雑に発券してみました。
復路:オホーツク紋別空港~羽田~長崎~名古屋
こんな風に発券してもたったの5000マイルなのです。経由地は必要マイル数には関係ないのです。
ANAの特典航空券だと2月はローシーズンにあたり、名古屋~羽田で5000マイル、羽田~オホーツク紋別で6000マイル、片道合計11000マイル必要です。
UAマイルだとANAマイル比べてに半分以下のマイルで済みます。
■ANAマイル 合計11000マイル
名古屋~羽田 5000マイル
羽田~オホーツク紋別6000マイル
■UAマイル
名古屋~羽田~オホーツク紋別 5000マイル
UAマイルで複数空港の体験談
ANAに乗るのに外国の航空会社のマイルを使って大丈夫?ちゃんと使えるの?と思われるかも知れませんが、問題なく使えることを体験談として載せたいと思います。各空港の探検や空港ご飯などもあわせてレポートします。
ANAでチェックイン
まずは中部国際空港でチェックインを行いました。チェックインに必要なのは航空券番号です。航空券番号を事前に用意しておきましょう。
航空券番号があれば、ANA自動チェックイン機でも有人カウンターでもチェックインすることが出来ます。
ユナイテッド航空のサイトで特典航空券を発券すると、登録してあるメールアドレスに6桁のご予約番号が即時で送られてきます。少し経ってから13桁の航空券番号(eチケットナンバー)が送られてきます。
ご予約番号:(例)123ABC
航空券番号:(例)0162411111111
私は預け荷物がありましたので、有人のカウンターでチェックインを行いました。普通は航空券番号が必要なのですが、ANAのマイレージクラブに航空券を紐付けていると、有人のカウンターの場合はANAマイレージクラブ会員番号でもチェックイン手続きをしていただけます。
チェックインをすると名古屋〜羽田、羽田〜オホーツク紋別の2区間***とも航空券をいただけます。
また、メールアドレスに送られてくるご予約番号はユナイテッド航空でのご予約番号です。ANAはANAで別に管理しているご予約番号がありますので、チェックインの際にユナイテッド航空のご予約番号を言わないように気をつけて下さい。航空券番号の方は航空会社に関係なく共通です。
***:搭乗日が同日の場合のみ、翌日のフライトであれば翌日に再度チェックインが必要です。
名古屋から羽田へ
チェックインも終わり、飛行機に乗り込みます。
名古屋からの羽田便は午前と午後の2便だけです。羽田に接続してくれるだけありがたいのですが、朝は7時代なので非常に眠かったです。
羽田空港
羽田空港到着です。ANAは第2ターミナルなのですが、ANAのPABLOカフェを求めて第1ターミナルまでやってきました。なぜANAのカフェなのに、第1ターミナルに作ったのでしょう?不思議です。
第1ターミナルを歩いているときに偶然目にしたのが、こちらの看板です。航空神社と書いてあります。「こうくうじんじゃ?」目がテンになりました。とりあえず矢印のほうに進みます。
本当に空港内に神社がありました。
羽田からオホーツク紋別空港へ
続いて、オホーツク紋別空港を目指します。羽田からは無事に乗り継げました。
ANA機内販売で購入したコップのモフモフです。
北海道の上空です。雪がすごいですね。
オホーツク紋別空港
紋別空港に到着しました。
飛行機を降りてから空港までは歩いて向かいます。このローカルな感じがいいですね。
到着出口ではアザラシたちが出迎えてくれます。
紋別空港内の様子です。レンタカーオフィスが空港内にあるので便利です。
左手に見えているのはカフェです。
オホーツク村という名のお土産屋です。
おこっぺバターケーキをお土産屋に購入しました。
ANAのチェックインカウンターです。手前にあるのが自動チェックイン機で、奥が有人カウンターです。
紋太くんというのは紋別のマスコットキャラクターのようです。
外に出てみました。クリオネがモニュメントになっています。
建物全体はこんな感じです。このようにUAマイルで問題なくANA国内線に乗ることが出来ました。
3区間以上は保安検査に注意!?
往路は問題なく発券及び搭乗出来ました。今度は復路です。
往路は名古屋〜羽田〜オホーツク紋別の2区間でしたが、復路はさらに1区間増やしてオホーツク紋別〜羽田〜長崎〜名古屋の3区間発券です。
紋別空港のチェックインにて、搭乗券を3区間分発券しました。続いて保安検査です。チェックインは問題ないのです。問題は保安検査です。
保安検査の際に、搭乗券をかざして黄色い紙の保安検査証をいただきますよね。あれを3区間いただくのは恥ずかしいのです。
何故かというと検査員の方が1区間目が出てきた時点で渡してくれようとしますが、2区間が出続けるので、検査員の方は一旦待ちます。2区間目が出終わりそうな時点でもう一度取ろうとするのですが、さらにモリモリモリと出てくるのです。苦笑いですよね。ものすごく長い黄色の保安検査証を受け取ります。
オホーツク紋別空港から羽田空港へ
前方に見えるのは搭乗する予定の機体です。オホーツク紋別空港と機体の間は徒歩で移動します。国内では珍しい形式なので、ワクワクします。
なんと機内から流氷を見ることが出来ました。
雪山もご覧のように見れます。
機内でいただきました。北海道限定の甘納豆の赤飯とロバパンの豆パンです。北海道のロバパンは本州ではフジパンとして有名です。名称が違って面白いですね。
羽田空港
羽田空港に到着しました。続いて長崎空港を目指します。羽田空港の乗り継ぎ案内に沿って移動します。乗り継ぎ時間が短かったので急ぎます。
乗り継ぎであれば、保安検査を再度受ける必要はないのですが、保安検査証に関しては再度受け取る必要があります。問題の発券機に搭乗券をかざします(笑)
ですが、1区間搭乗しているので残りは羽田〜長崎と長崎〜名古屋の2区間のみです。2区間分の保安検査証であれば恥ずかしくないです。そそくさと折ってバッグにしまいます。
長崎空港
長崎空港に到着しました。今度はxx分のトランジット時間がありますので、一旦出口を出て、長崎のお土産屋めぐりをします。
ようこそ長崎へ!
甘古呂餅(かんころ餅)というのは初めて見ました。お土産に決定です。
ポルトガル旅行を思い出します。青いタイルのアズレージョですね。
2階がカステラ売り場になっています。種類が多くて迷います。
こちらは松翁軒のカステラ
これにしました。須崎屋さんの長崎五三焼カステラ。職人の手焼きという部分に惹かれました。
お腹が空いたので長崎空港で食事をすることにしました。長崎と言えば長崎ちゃんぽんですね。牡丹さんでいただきます。
メニュー
長崎ちゃんぽん
野菜たっぷりで美味しいです。
皿うどん
麺はパリパリの細麺とうどんのような太麺から選べます。もちろん細麺で注文です。
お腹もいっぱいになりましたので、搭乗時間までカードラウンジで休憩しました。長崎空港にANAラウンジはありません。
有料ラウンジですが、ゴールドカードやアメックスカードで無料となります。
食べ物はありませんが、飲み物はありますのでゆっくり出来ます。
こんな感じでリラックスしました。
長崎から名古屋へ
最後の搭乗を終え、無事に名古屋に帰ってきました。
感想
以上のように問題なくUAマイルでもANA国内に乗れます。
UAマイルで3〜4区間発券した場合の保安検査通過時の恥ずかしさはある意味面白いので、是非とも体感してもらいたいです。
「ANA国内線直行便がないときこそUAマイル」はオホーツク紋別空港以外でも適用出来ますので、活用してください。同じ九州内で考えてみると、佐賀国際空港や五島福江空港などが当てはまります。これらの空港に各地の空港から行きたい場合、UAマイルは威力を発揮します。
「UAマイルなんてもってない!」そんな声が聞こえそうなので、LTまいらのUAマイルのため方を紹介しておきます。
現在はセゾンプラチナマイレージプラス、MUFGマイレージプラスゴールドプレステージ、SPGアメックスの3枚のカードを使って、UAマイルを貯めています。これらのカードを使うとマイルがザクザク貯まります。そのうち記事にしたいです。
お得なUAマイルを積極的に活用していきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。マイル(mileage)は貯めるのも使うのも楽しい(fun)ですよ。Let’s have fun!!
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