こんにちは。LTまいらです。
海外旅行のプラン作りのノウハウをまとめてみました。家族旅行などではある程度プランを決めておいた方がスムーズに旅行できるのでお勧めです。参考にしてください。
海外個人旅行の計画を立てよう
行き先を先に決めないのがこつ?
格安で海外旅行するためのこつは海外旅行先を最初に絞らないことです。重要ですよ!
『格安で海外旅行をしよう。スカイスキャナーを使った安い航空券の探し方』でちらっと述べていますが、まずは行きたいところをいくつもピックアップ(国単位)しておきます。その中から安く行けそうな場所を探します。行き先を決めてから安い航空券を探すのではなく、安い航空券が見つかったところに行くのです。
今回行けなかったところは次回かその次、またはいつか行ければいいぐらいの感じで探します。そのうち安い航空券が出てきて行けます。どうしても行きたい場所が一カ所しかない場合でも根気よく探せば見つかるかも知れないので頑張って探します。
本記事の本題に入ります。航空券購入後はプラン作りです。
お手本はガイドブック
プラン作りはガイドブックを真似よう
海外旅行が初めての方はこれから海外旅行のプラン作りをしようというとき、手探り状態だと思います。そんなとき、役にたつのがガイドブックです。ガイドブックは海外旅行に慣れるための非常にいいツールだと思います。
おすすめの二冊を紹介します。
ジャジャンっ!
「るるぶ」と「まっぷる」です。あのでっかいやつです(最近は小さいのも出てます)。
ガイドブックはいろいろありますが、初めはあの二冊で十分です。旅慣れた人が持ってるあの本(地球の歩き方)は初めは手を出さないでいいのではないかと思います。最初は簡単な本が良いと思います。
るるぶ・まっぷるは字が大きくて読みやすいですし、読み物としても面白いですよ。るるぶ・まっぷるが物足りなくなったとき、地球の歩き方の登場です。
ガイドブックを入手したら、その中から実際に行ってみたいところをピックアップ(観光地単位)するのです。ピックアップが完了したら旅行の計画の半分は済んだようなものです。あとはその観光地を地図上でつなげるだけです。
行き先が決まったら行き先同士をつなぎ合わせよう
鉄道やバス、レンタカーなどを組み合わせて移動します。国をまたぐような移動の場合、現地LCCを使うのがおすすめです。
1. まずは、目的となる国の地図を印刷
白黒印刷がいろいろ書き込めて便利です。国の地図は例えばこういう感じに印刷するといいと思います。地図はGoogleマップを使用しています。
2. 目的地を地図に記入
次に目的地をGoogle マップで検索し、目的地を地図に大体でいいので書き込んで行きます。こんな感じです。
3. 目的地同士をつなぐ
数枚コピーしておくと次の過程で役立ちます。書き込み終わったら目的地と目的地を取りあえず結んでみます。
4. 移動の詳細を記入
行き先を繋いだら日付、移動手段、時間、費用等を書き込もう。次にその点と点、つまり出発地と目的地の移動が可能か、移動費用はいくらか、などを調べて行きます。
調べ方は簡単です。
『出発地 目的地 移動』で検索します。
検索して分かった結果を先ほどの地図に書き込んで行きます。
こんな感じです。日付、移動手段、時間、費用等に関して調べた内容を書き込んで行きます。
例ではマドリードからトレドに移動後、トレドからセビーリャに行く方法を調べました。その結果、トレドからセビーリャに直接行くより一旦マドリードに戻った方がいいということが分かりました。また、移動はバス、鉄道、飛行機を効率良く利用したいため、複数の移動候補を調べ比較します。
マラガ、バルセロナ間は距離が大きいため飛行機の方がいいような気がします。バルセロナ、マドリード間は鉄道に軍配が上がりそうです。この間の場合、飛行機の方が一見早そうですが、空港への移動、早めの空港到着、飛行機の待ち時間等を考慮に入れると、鉄道の方が早く楽にマドリードに着くことになりそうです。
5. 滞在先は遠くを先に近くを後に
ルート選定はトライ&エラーで。ルートの選定は遠いところから順に攻めるのがコツです。
『海外旅行、格安で航空券を入手しよう。』で触れた通り、出国日の前日には空港周辺の都市に滞在していたいためです。最悪タクシーで空港に移動できます。
移動がすべて同一市内などの場合は行きたい順番でいいと思います。また、効率的なルート、かつ安価なルートで行きたいですよね。そのためにも先ほどコピーした、地図に別のルートも作ってみて記入するのです。数パターン作ってみて下さい。
先ほどのルートの逆ルートを作ってみました。
この例では先ほど考慮したトレドへの行き方も反映されています。ですが、お土産等を買うことを考慮すると先ほどの左回りのルートの方がバルセロナでの滞在を後に持ってくることになるのでいいかもしれません。
このように複数ルートを書いてみて比較検討します。一度で決まると時間の節約になっていいのですが、何度も繰り返すとその地名が馴染んできていいですよ。メリットとして場所を覚えてしまい地図にかなり詳しくなります。例えば筆者は海外旅行のプラン作りをするまでフランクフルトとベルリンとミュンヘンの場所関係が全く分かりませんでしたが、今は分かります。今回の例で言えば、バルセロナとマドリードの位置関係を覚えました。勿論その他の都市も。
ルートが決まったら次はホテルを予約していきます。ルートの中に田舎が含まれている場合は先に鉄道等のチケット等を購入してしまうのは待った方がいいです。ホテルの予約が取れない場合があり、泊まれる日に予定を組み直す必要があるかもしれません。都市部ではこういうことはめったに起こりませんが、田舎ではよく有ります。宿の数自体が少ないためです。そのため、早めの計画建てが重要になってきます。反対に宿は取れたが移動日に鉄道等の予約が出来ないということもあり得ます。宿と移動手段どちらもバランス良く検討しながら予約を進めましょう。
ホテル予約は『海外旅行、ホテルを予約しよう。』を参照お願いします。近々アップします。
長距離移動は予約発券か当日発券か
それぞれのメリット、デメリットです。筆者は前もって予約発券することの方が多いです。
予約発券
- メリット:安い。チケットがあるので現地窓口であたふたしなくて済む。
- デメリット:予定の変更が出来ない。キッチリ予定を組む必要がある。乗り遅れたらチケット代が無駄になる。
当日発券
- メリット:時間を気にしなくていい。気ままな感じが旅っぽい。
- デメリット:高い。便が売り切れていてチケットブースで奮闘する事になるかも?!
レイルパスの活用
ヨーロッパ限定の話になりますが、当日発券と予約発券の間を取ってユーレイルパスの地域限定版、ジャーマンレイルパス、スペインレイルパスなどを購入するという方法もあります。旅慣れていない場合などは特におすすめです。日本で発券も出来ます。駅で「使いはじめますよ」という手続きをして当日は日付を記入して乗るだけです。時間指定、座席指定はありません。
パス利用のメリットは時間を気にしなくていいという点につきます。あらかじめ列車の予約をしたほうが安いのですが、時間に縛られることになります。パスを利用すれば好きな時間に乗れます。最大の利点だと思います。デメリットはちょっと高いです。短距離では損です。長距離移動が続く場合におすすめです。
レイルヨーロッパ(日本)から購入出来ます。
まとめ
プラン作りは個人での海外旅行の要となります。是非マスターしてください。とても大切なことなのでちょっと字数が多めになってしまいました。
何度も計画を立てているのと段々時間がかからなく作成出来るようになってきますよ。これが出来るようになれば、どこにでも行けます。地図にもかなり詳しくなります。いいこと尽くめです!
こんな計画をたてました、という報告お待ちしております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。マイル(mileage)は貯めるのも使うのも楽しい(fun)ですよ。Let’s have fun!!
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